遠い故郷で母親といっしょに暮らしいる弟は 亡き父によく似てきました。
親子ですので 当たり前のことですが ちょっとした仕草など 「あれっ!」と思うときがあります。
今日 久しぶりに母に電話をしました。
娘の手術も無事終わり、回復に向かっているので はじめて手術のことをはなしたのです。
余計な心配をかけてはいけないと思い 今になったのです。
娘が入院した12月12日は亡き父の誕生日でした。
夕方、母の住んでいるところは雨降りだったそうです。
もうそろそろ日が暮れようかという時間に ふう~っと 誰かが玄関から入ってきた気配を感じたそうです。
弟が帰宅したのだと思い、声をかけて見てみると こちらを振り向いたのだそうです。
照明をつけて見渡しても 誰もいない。
瞬間でしたが確かに見た!というのです。
後姿が私の弟に良く似ていたというのです。気持ちを落ち着かせるため 仏壇にむかい手を合わせ 亡き父としばらく話をしたと言っていました。
娘の手術の話をすると 「お父さん 心配してくれてたんだね」と その時の不思議な体験を話してくれました。